第6章 温泉旅行 中原中也
樋口「先生。」ゴクリ。
樋口ちゃんに呼ばれ、顔を見る。
視線は私の顔ではない、もっとした。
胸元だ。
樋口「あの、どうしたら私も先生のようにナイスボディーになれるんでしょうか?やはり揉むのが1番ですか?」
すんごい鼻息を荒らして聞いてくる樋口ちゃん。
『ど、どーだろ。あんまり気にしたことないなぁ、分かんない』
「触らせてください!」『へ?だ、だめです!』
「樋口ー!!に触れるなー!」
男湯から中也の叫び声が聞こえる。
恥ずかしすぎて死にそうだ。
もう上がろう、夜1人で入る!!
そそくさと温泉から退散し、夕涼みする。
「よぉ、。」
中也Said
なんとか嫌がる芥川を湯に浸からせる。
梶井が実験やら、なんやら物騒な事を言っているが、俺は何も聞いてない。
女湯で樋口のデケェ声が響いてくる。
俺の女、の胸がデケェとかなんとか。
元からそれなりにデカい方だが、俺と付き合い始めてからさらに大きかなった気がする。
片思いが長かった分、空白の時間を埋めるかのように彼女を抱いている。ほぼ毎日だ。
樋口が触らせろとか言ってやがる。女でも俺のだ。
触らせない。
「樋口ー!!に触れるなー!」と叫ぶ。
暫くすると樋口がにもう出るのか?とか言ってる声が聞こえる。
彼奴の事だ、恥ずかしくて出たんだろう。
俺も温泉から上がる。
彼奴を探す、どうせ夕涼みでもしてんだろ。
見つけた、名を呼ぶと振り返る
いつもと違う浴衣姿、いつも下ろしてる髪は軽く結ってあり、綺麗な頸が見える。
エロすぎる。
誰にも見せたくない、そんな感情が沸く。