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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第1章 勘違い 中原中也


任務が終わり、今からは怪我人が来ない限り私の時間!

医務室の奥のロッカールームで白衣に着替える。
すると後ろから声がする。
振り向くと中也だった。

中也は私がポートマフィアへきた時からずっとそばに居てくれた人。
怪我もしてないのに、よく医務室にもきてくれて気にかけてくれる。
そして私の思い人。でも諦めてる。
幹部だし、強いし、漢気もある、思いやりもあり優しい、顔もきれいだし。

『びっくりした!どーしたの?怪我?』
「手前芥川と付き合ってんのか?」

え?何を言っているんだ、この人。
まず質問の答えが違う、なぜ私が芥川くんと付き合ってる??

『何言ってるの、付き合ってないよ!』
「随分中良さそうだったけどな」
『そりゃ、同期だから』
「接吻するくれぇか?」

は?接吻?いつどこで私は芥川くんと接吻したんだ。

『してない!接吻なんか。何冗談言ってるの。』
「俺の目が節穴って言いてぇのか?」

どんどん近づいてくる中也。顔が見えないが怒ってる。
頭の中で危険サインが出る。背がロッカーに当たる。
これはマズイ、、、。
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