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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第5章 守るもの 芥川龍之介


「もう一度言う。僕は貴様のことを好いている。」
『わ、私も芥川くんのこと好きです。』

自然と距離が近づく。目を瞑る。
あと数ミリで唇が重なる。

樋口「ん。」 ばっとお互い距離を取る。

『樋口ちゃん大丈夫?』
樋口「先生!はい、大丈夫です!あ、芥川先輩は!?」
『芥川くんなら大丈夫よ、とりあえず拠点へ戻ろっか!』

2人で芥川くんを支えながら車へ向かう。心なしか芥川くんの距離が近い気がする。

----医務室----
『よし、樋口ちゃんはこれでよし!芥川くんは点滴が終わるまで安静ね!』
樋口ちゃんは芥川くんの代わりに首領へ報告しに医務室を出た。

芥川くんと2人きり。少し気まずい。

芥川「何故そんな距離を取る。こっちへこい」と手を引かれる。

ぽすっと芥川くんの胸は収まる。
「」と名を呼ばれ顔を上げる。

じっと見つめられ、「好きだ。」と言われる。
顔が近付いてくる。自然と目を閉じる。

ちゅ。っと唇が重なり、頬に芥川くんの手が触れる。
『「ん。」』

少しずつ深くなる口付け、お互いの呼吸が乱れる。
『ん。んぁ。』 「っん。」

苦しくて、口を開けると舌が入ってくる。
くちゅ。『っんふぁ。ッんぁ』

これ以上はダメだ、芥川くんは安静しないと。

『っん、まっ、て。』芥川くんを押す。
「なんだ。」不機嫌そうな芥川くん。

点滴が。っと伝えると、自身で点滴を抜く。
『ちょっ!』
ドサっと押し倒される。
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