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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第38章 本当の気持ち 芥川龍之介


今まで聞いたことのない甘い声を上げるに戸惑う芥川。

そして自然と声を洩らしてしまい、恥ずかしがる。

ほんの少しの沈黙の時間が流れた。

口を開いたのは意外にも芥川からだった。

「す、すまない///急に、、、、。大丈夫なのか?」

『ンだ、大丈夫、、ごめんね、変な声出しちゃって。ちょっと吃驚しただけだから、、、ッン芥川くん?///』

芥川の行動には赤面した。

「熱はないようだな、、、とりあえず部屋で休んでおけ。今日の任務は僕(やつがれ)だけで問題ない。では、、、、ッ!」

の額に手を当て、熱がないかを確認する芥川は冷静を装うのに必死だった。

熱はなさげなので今日は彼女を休ませることにし、部屋から早く出ようとした。

このままこの場に居続けたら本当に彼女を襲いそうだったから、、、

彼女からは甘い香りがしていた。
いつもとは違う、、、女の色気の香りだ。


理性をなんとか保ち、部屋から出ようとする芥川の手をは掴んでいた。

も自身の行動に驚いていた。

芥川が部屋から早く出ようとしているのもなんとなく判っていた。

でも、、、そばにいて欲しかった。

今だけは、、、

『ッ、、、行かないでッ///』


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