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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第32章 踏み出す一歩  国木田独歩


ドサっ

突然視界が変わった。

目の前には国木田くんの顔とその奥には壁が見えた。

そこでようやく国木田くんに押し倒されていることに気付いたのだ。

『国木田くん、どうしたの?、、、っぁあん!』

突然ナカに国木田くんのモノが入ってきたのだ。

突然の衝撃に身体に電流が走った。

「は俺のモノだっ、、、」

『あっ、、んっ、ンあん!』

腰を突き上げ乍ら、接吻をされ、首筋や胸元に吸い付かれ印をつけられる。

少し乱暴な行為は彼らしくない。

何か勘違いしてるのではないかと察した。

『あっ、、んっ、国木田くん、、、』

「っく、、は俺の、、っん」

『国木田くんっ!!』

「ハッ!、、、、、、」

私の大きな声に漸く気付いてくれた国木田くんはいつもの国木田くんだった。

どうしたのかと訊ねれば、、、、


『ふふ、太宰さんはアドバイスをくれただけだよ』

「はっ!?アドバイスだと、、、?そのお前と太宰は、、、」

『そんな訳ないでしょ?私の初めては国木田くんだよ』

「ッ!///すまない、その、、あまりにも上手かったからてっきり、、、」

そう、国木田くんは私と太宰さんがそういうことをしたのではないかと勘違いしていたのだ。

何度も謝る国木田くんにそっと口付けをした。

「、、、、?」

『国木田くん、、、続きシて欲しい、、、ダメ?』

「ッ!駄目じゃない」

それから二人は夜明けまで愛し合ったそうだ。


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