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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第31章 愛する人の為、、、  太宰治、織田作之助


『ッ、、、少し考えさせて』

太宰「判った、明日の任務中に私は姿を消す。それまでに返事を聞かせて欲しい」

『判った。』

太宰「、君がどちらを選んでも私は君の幸せ願う」

太宰くんはそう云い残し部屋を出て行った。

静かになる部屋、私はお腹に手を当てた。

本当にここにいるんだ、、、。
正直実感はない、でもなにかは感じる。

首領に渡されたエコーの写真を見る。

小さくて丸いモノ、それを見るたび愛おしいのだ。

なんとなくこの子は織田作との子だと感じた。

この子は私が守る。


あとは太宰くんだ。
彼は私と織田作の関係は知らない。

だからこの子の父親だと自分で云ったのだろう。


太宰くんと共に抜けるか、、、それともここに残るか、、、。


私は決意した。

愛する人の為に、、、


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