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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第28章 初恋  織田作之助


「おい!なんで彼奴は、、、はあと一年しか生きられないんだ!あんなに元気なのに、、、金なら出す、だから、、、助けてくれ!!」

の言葉に俺は理解ができず、爺さんに詰め寄った。

医者「すまん、、、こればかりかはワシにはどうしようもないんじゃ。」

は心臓に爆弾を抱えていたのだ。

彼女は俺がいないところで発作を起こしていた、そして昨日も、、、

次発作が起きれば、助かるのかどうかも危うい状態なのだ。

「そんな、、、、」

医者「心臓、、、移植ができればもしかしたら助かるかもしれんが、、難しいじゃろう。」

心臓移植をするにはまず順番を待つしかない。
子供の心臓は貴重で、なかなか移植なんて出来ないのだ。

おまけに心臓移植が出来るのは金がある所ばかり。

金を出し、順番を繰り上げているんだとか、、、


運命とはあまりに残酷だ。


『あっ、作之助!!さっきはごめんね!』

の病室へ戻ると彼女はいつも通りに戻っていた。
俺は部屋を飛び出したことを謝った。

『ねぇ、作之助お願いがあるの』


俺は彼女の頼みに二つ返事で返した。




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