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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第27章 とある作戦  ニコライ・ゴーゴリー


「あっ、ー、、、んっ?」

『ふふ、それでねー!」

シグマ「そうなのか、それで、、、?」

やけにシグマと親しげに話すにニコライは不思議に思った。

あの二人はそんなに仲が良かったのかと、、、、

いつもなら自分が現れれば、仔犬のように尻尾を振りやってくる。

今日はそれがないのだ。

それにやけに、、、、

『ほんとシグマの髪って綺麗だね!』

シグマの髪を触ったり、肩をつついたりとボディータッチが多い。

ニコライの胸の中はザワザワと騒がしくなる。

自分以外の男の前で笑顔を見せる。

それが許せない気持ち、そして不安が襲ってきたのだ。

が離れてしまうのではないかと、、、、

嫌だ、嫌だ、は渡さない、、、、。

パシッ

『えっ、、、ニコライ、、、?、、きゃっ、、、』


シグマと話していた。

然し突然現れたニコライに手を掴まれたと思えば、彼の異能であっという間に彼の部屋へと移動し、ベッドへ押し倒されていた。

はニコライを見上げると目を見開いた。

何故なら、彼はとても寂しそうな目をしていたからだ。

『ニコライ、、、、?』

「、、、、僕よりもシグマくんがいいかい?」
 

『え?、、、違っ、んぅ、!』

違うと否定しようとしたが、接吻されたことにより云うことが出来なかった。


『んっ、、、ふっ、、んぅ、、、』

深い口付けは苦しくて、甘いものだった。
酸素を吸おうにも、それさえ許されない接吻に酸欠になりそうになり、彼の胸を必死に叩いた。

「んっ、、、、凄く可愛い、、、もっと乱れた君が見たい、、、、見せてくれるよね?」

ニコライの瞳はまるで肉食獣のように光った。

この瞳をした彼からはもう逃げられない、、、、。



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