第25章 番犬くん 中原中也
つい最近太宰が探偵社で働いていると知り、嫌な予感はしていた。
やはり、太宰はをロックオンしている。
親しげに話をする2人に苛立った。
紛れもない嫉妬。
が他の男と仲良くすることがこんなにも嫌だなんて、、、、
自身の独占欲にも驚いた。
その夜、俺はを呼び出し無理やり抱いてしまったのだ。
"俺のモノ"だと実感したかった。
彼女の涙を見て、自分の失態にやっと気付いたのだ。
「悪い、、、、俺の、、嫉妬だ。」
『中也くん、、、ごめんね。』
「なんで手前が謝んだよ。」
『、、、不安にさせちゃったから、、私が好きなのは中也くんだけだよ。』
そう云い乍ら、俺に抱き付くに胸が締め付けられた。
「俺もだ。手前じゃねぇと無理なんだ、、、、。」
『中也くん、、、私も中也くんじゃなきゃ嫌。ねぇ、、、、』
「ッ///いいのか、、、?」
の言葉に落ち着いてきていた自身のモノに再び熱が持ち始めた。
『うん、少し強引なのもドキドキしたけどやっぱりいつもみたいにぎゅーってして欲しいな、、、』
初めてのからのお誘いはかなりクる。
再びの上に跨った。
「姫さまの仰せの通りに、、、、」