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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第25章 番犬くん 中原中也


「はっ、、、?探偵社、、、?」

『うん、でも事務員だけどね。』

付き合って数日後に、俺は彼女の正体を知った。

なんとは探偵社の人間だったのだ。

ポートマフィアとは敵対する組織、まさか彼女が探偵社の人間だったなんて、、、、。


然し、への気持ちに熱が下がることは一切無かった。

本当は互いの為にも付き合うべきじゃない。

でも初めて人を好きになった。

簡単に諦められなかったのだ。


然し、は?

俺の正体に気付いたら、離れちまうかもしんねぇ、、、、。


それが怖くて、本当のことを云えずにいた。


そんなある日のことだった。

仕事終わりに彼女と待ち合わせをしていた。

然し、なかなか現れないが少し心配になった。

いつもなら2.3分遅れるだけでも必ず連絡をいれてくれる彼女なのに、今日は連絡がないからだ。

急かすのも悪いと思い、もう少し待っていようと思った時だ。

〜♪ (着信音)

からだった。

すぐに電話を取ったが、声の主はではなかった。

相手の用件に頭に血が上った俺は目的地へと急いだ。



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