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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第23章 アバンチュール  太宰治


「やはりね。中也は昔から君のことを気にかけてたんだよ。私の部隊に君が配属になってからもずっと君を気にしてた。」

『えっ、、、。』

中也さんはそんな昔から私のことを、、、、?
太宰さんから聞かされる事実が嬉しく、胸が高鳴った。

「だから、私は君を選んだ。」

『ッ!最低ですね、、、。』

「ふふ、でもその最低な男に抱かれて鳴いていたのは誰かな?」

『ッ、、、、』

「ねぇ、久しぶりに私に抱かれてみないかい?」

『お断りします。』

「そろそろ身体は中也じゃ物足りたいと云っている頃ではないかい?」

『ッ、、、そんなことありません!』

彼からの誘惑の言葉に身体は彼が欲しいと訴えてくる。

でも、私は中也さんが好き。

中也さんを裏切りたくない。

もうあの頃とは違う。



「あまり使いたくなかったのだけど、、、、」

彼から見せられた映像に息が一瞬止まった。

その映像にはベッドで絡み合う男女。

それは私と太宰さん。

『隠し撮りをしてたんですか、、、?』

「念の為にね、、、、?」

不的な笑みを浮かべる彼に背筋が凍った。

『私にどうしろと、、、』

「話が早いねぇ。まず一つは私を見つけたことを報告しないこと。もう一つはこれから週に一度、私に抱かれること。」

『ッそんな事できません!』

「なら、この映像を中也に送りつけるまでだよ?いいのかい?私の下で乱れる君を見られても、、、、。」

『ッ、、、、』

「ふふ、さぁどうする?」



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