第21章 堕ちる。 フョードル・ドストエフスキー
「ッ、、、、、、?」
『フョードルくん、、、貴方が好き、大好き。いなくなってごめんなさい。もう二度と貴方の側から離れない。』
私は彼に抱きついた。
フョードルくんと一緒にいることを選んだ。
あの時の彼は戻ってこないかもしれない、でも彼が私を愛してくれていることは確かだ。
彼が歪んだ愛をくれるなら、私はその愛を受けとる。
そして私はあの時彼がくれたように私の愛を彼に与えよう、、、、。
「いいんですか、、、?」
『フョードルくんがいいの。』
「、、、愛しています。」
『私も、、、愛してる、、、んっ、、』
久しぶりの口付けだった。
深く、互いを求め合う甘い口付けに夢中だった。
「『っん、、ちゅっ、、、んぅ、、』」
飲み込むことのできなかった互いの混じり合った唾液は口の端からたれたが、そんなの気にしなかった。
「、、、もう一度貴女を抱きたい、、、。」
『うん、、、いっぱい愛して、、、』
互いの服を脱がせ合い、互いを求め合った。