第2章 シンデレラ 中原中也
目が覚めるとベッドに手足を括られて、口には猿轡。
全く外れる様子はない。
男「目が覚めたかい?大丈夫、すぐに君も快楽に溺れる」そう言い注射器を見せる。
まずい。
男「これは少し改良したんだ、快楽の成分を多くした。君が初めての被験者だ。さ、楽しもう』腕に痛みが走る。薬を入れられた。
男がスリットの間に手を入れ太ももに触れる、首筋を舌でなぞられる。
吐き気がする。中也、ごめんなさい。涙が流れる。
ドン!っと大きな音がする。音の方を見ると目だけで人を殺しそうな中也の姿が。全身から殺気を纏ってる。
「俺も混ぜてくれよ、なぁ?」男は中也の蹴りでノックアウト。
男は芥川くんが回収。
私の元へすぐ来てくれて、拘束を外される。
「!遅くなってすまねぇ。大丈夫か?」
息が荒い、急いで助けにきてくれたんだ。
そっと私の頬に触れた中也の手。その瞬間電流が流れた。
『っあん。』薬物の効果だ。
一気に身体が熱くなる、呼吸も荒くなる。
中也が欲しくて欲しくて堪らない。
『ちゅ、うや。ちゅーやが欲しい。』