第18章 恋愛小説 小栗虫太郎
『っんぁ、、、は、、ぁん、虫、、くん、、』
「ん、、、、、、」
何度も、何度も彼女の奥を突けば悲鳴に近い声で喘ぎ、そしてわたしのモノを締め付ける。
あまりの快感に達しそうになるが、必死に押さえ込む。
『ぁん、、も、、だめ、、んぅ!!』
「ッ、、なら、、、一緒にイくか」
『ッぁあ!、、、虫くん、、、あ、りがと、、ぁあん!』
「ッく!!」
私たちは共に達した。
はそのまま意識を飛ばし、眠りについた。
そっと彼女の頭を撫でる。
「これでよかったのか、、、。」
の言葉が何度も頭の中で木霊する。
でも、、、もう嫌いになりたい。
辛いの、彼のこと思い出すだけで苦しくて。
もう忘れたい。
虫くん、、、私を抱いてくれる、、、?
欲には勝てなかった。
昔から恋心を抱いていた彼女からの誘いを断る理由もないのだから。
それに彼女の最愛の男はもうこの世にいない。
彼女をやっと自分のモノにできるのだ。
だが、私は彼女の前から姿を消した。