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<HQ>烏野の天使(R18)

第3章 3話



夕の言ってる事はごもっともで
それしか言えない…

「で、俺が1番知りたい名前の件は??」

『…昨日も言ったけど
素直じゃない西谷は嫌』

「あぁ??」

『つまりね、旭が居ないからって
部活に行かないのはどうかと思う
何でバレー好きなのにわざわざ自分で
自分の首絞めるの…??』

「…」

『行かない理由は理解してるつもり…
でも、そうやって意地張ってるのは
いい加減疲れたんじゃない…??』

そう、全ての始まりは
夕と旭の喧嘩…そこから
だから難しい事は分かってても
乗り越えて欲しかった

「…いくらお前に言われても
俺は”部活終わり”にしか顔出さねえよ」

『今はそれでいいよっ
でもいつかは素直になって欲しいな
私は皆とバレーしてる”夕”が大好きだから』

「!!」

部活終わりにって言うのは
一昨日までは考えられなかった言葉だ
これに関してはやっぱり
翔陽のお陰なんだなぁって思う

少しの素直さを見せてくれた夕に
ちょっぴりのお返しをしたの…気付いたかな??

『簡潔に言えば、部活に戻って
来てくれさえすれば戻す、けど
それまで戻すつもりは無いよ』

「…言いたい事は分かった
でも曲げねえ…旭さんが戻って
くるまでは絶対ぇ部活には行かない」

『…うん』

ホント旭の事大好きだな…
ここまで来るとイケナイ事まで考えが…
おっと誰か来たようd((

「…だけどな」

『??』

「それ以外の事ならこれからは
出来るだけ素直になろうと思う」

それ以外で…ってどう言う事??

『…えと、つまr「…」((チュ

…え…今…
なんか額に柔らかい、感触が…

『ひぇ…っ///!?』

「今はこれで
勘弁してやるよ、”今は”…な」((ニッ

『っ///!?』

えっ…目の前にいる人誰なの!?
夕だけど夕じゃないよね!?
一体何が起こってるの!?

「ま、そう言う事だから覚悟しておけよ??」

『どういう事よっ!!』

「あーそれと…さっきも言ったけどよ」

『な、何よ…』

「龍の事、警戒しろよ??
気が気じゃねえ」

夕の指先は私の胸の
谷間を指してそう言ってきた

え…気が気じゃないって
よく分かんないけどなんか、ごめん…??

『…善処します』

「おうっ」((ニカッ

『っ〜…もう良いでしょ!?
逃げないからいい加減退いて!!』

「仕方ねえな…ん」

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