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<HQ>烏野の天使(R18)

第2章 2話



「…”リベロ”って確か
特殊なポジションだよね??えーっと…」

『リベロは守備専門選手でスパイク、
サーブ等の攻撃は出来なくてブロック等、
ネットより高い位置からボールを返球する事も
禁じられていて後衛に居る選手と
入れ替わって守備を務めるポジションです』

「な、なるほど…ところで彼女は??」

『排球部マネージャーの です
訳あって、部活に顔を出してませんでした』

「あー、貴女が!!」

『…??』

「すまん、俺達がさんの話をしたんだ」

『そーなんだ、でも…』

「話は聞いています、
大丈夫…戻るのは何時でも大歓迎ですから」

『っ!!すみません、
ありがとうございます』((ペコ

顧問の武田一鉄が部活メンバーから話を
聞いていた故にすんなりと話が進んでいく

「にしても彼が烏野の
”守護神”かぁ、格好良いねぇ」

「リベロの試合中の入れ替わりは
普通の選手交替(メンバーチェンジ)と違って
ちょっと説明しにくいので実際に
試合形式(ゲーム形式)やる時にでも説明しますね」

「いつもすみません」

「…西谷が戻って来てくれると
本当…頼もしいです、あの小さい身体で
存在感がすごく大きい、西谷がいると
安心感が違うんです…」

『っ…』

「少し喧しいですけどね…」

澤村の言ってる事はコートに
立っていないマネージャーである
にも分かる程理解が出来る
だからこそ彼女は彼に早く
素直になって欲しかった

「…にしても西谷、全然鈍ってないなあ」

「部活禁止中も
”秘密の特訓”してたらしいっスよ
ママさんチームとかに混じって」

「日向みたいだな!!」

は澤村と武田の所にいるのが
気まずくなり、菅原と田中の所に行くと
西谷の動きに対して話していた

『西谷、バレー大好きだから』

「ははっ違いないな!!」

「ま、俺はノヤっさんが来てくれるのも
待ってっけどさんの事も待ってるぜ??」

『ちょっと、龍…頭重いんだけど…』

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