• テキストサイズ

【KP×オメガバース】

第2章 【妊娠、出産編】






「2人の真ん中バースディは2/28…?」

「ね、すごくない!?オレと廉の真ん中バースディに
はるくんとみーちゃんが生まれてきてくれるかも
しれないんだよ?!」

「……ほんまやなぁ!!先生!決めました!
俺、帝王切開で産みます!!
ほんで、2/28にしてください…!」

「…ちょっと待ってくださいね。
オペ室の空きも確認しないと…」
先生がオペ室の予約を取ってくれとる間
海人とこしょこしょする。


「なぁ…これはさすがに、運命なんやないん?」

「…ま、まだ、わかんないけどさ、」
なんて言いながらそわそわと嬉しそうな海人。


というよりむしろ、運命にはさほど興味のない
俺でさえテンション爆上がり案件で。


「お待たせしてすいません。
2/28のオペ室、とれました。」
の声に思わずハイタッチする。




👶妊娠9ヶ月👶



出産も間近になったため、
廉が本格的に活動を休止した。


いよいよ大きくなってきたお腹のせいで
かなり寝苦しいらしく、
体の向きを右に左に変えてみたりして
なんとか眠りについたと思ったら…


「いったぁ!!」
大声を上げる廉にびびってオレも目を覚ます。


「だ、大丈夫…?」

「くっそ!これ絶対ハルやろ!!
むっちゃ蹴ってきやがった!!」

「元気なのは…いいことだけど、、
結構どっちかが起きてるもんね?
双子で子宮にぎゅーぎゅーだから、はるくんと
みーちゃんも狭くて辛いんだろうけど…
なかなかまとまって寝れなくて廉も辛いよね、」


腹が膨らみすぎて横向きでしか寝れん俺を
海人が後ろから抱きしめてきてさすってくる。


「いい子だかられんくん寝せてあげてねぇ…」


べつにそれでハルがおとなしくなるわけもなく
相変わらずうねうねと動いとるんやけど、
海人がそう言うてくれるだけで、
不思議となんかストレス減るんよな…


「…ごめんな、海人、俺の分も仕事頑張って
くれてんのに起こしちゃって…
海人もしっかり寝れとらんやん?
もしかしたら別の部屋がいいんかな、」

「え?!絶対ヤダ。川の字、オレの夢だし!!
あ、でも双子だから…州?」

「それこそ違うやろ!笑 
なんか知らん人おるやん!!笑」

「笑 まぁ、それはそれとして…
産後も絶対に一緒のベッドで寝るから!!
悪いけど、これだけは譲れません…!」










/ 51ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp