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【KP×オメガバース】

第2章 【妊娠、出産編】






「なによ苦笑 自分から誘っといて…
むっちゃ気になるやん!笑」

「なんででも!!」


今でもしょうれんが一番人気みたいだよ、
なんてそんなこと廉に知られたくもないし
まさか、言えるわけもなくて話を濁す。


廉はオレのなのに、、
でもやっぱ、世間的にはそうなんだなぁって…
オレも廉と紫耀はお似合いだし運命的だなって
思ってる分、落ち込む…


「…熱くなってきたからあがる!!」

「え、もう?!もうちょいゆっくりしようや!
向こうでの話も聞きたいし…」

「…いいじゃん、そんなこと、」

「俺は聞きたいんやけど…」

「それより、抱かせてよ」


熱さに我慢できんくなってすぐ上がりたがる
海人は子どもみたいなくせして


低音を響かせて目をギラつかせる海人は…
久しく見とらかった海人で。


思わず、たじろぐ。


「か、いと、どうしたん…」

「…何が?」

「なんか、いつもと、違うから…」

「…何も変わんないよ?
いつもオレが欲しいのは廉だけ」

「けど…、」

「もう、だまって。」


本当はお風呂場で犯しちゃいたいくらいだったけど
小さく戸惑う廉にバスローブだけ羽織らせて
最後の理性でなんとかベッドに沈める。


「んっ…かぃ待っ…」

「待てない」


バスローブの中に右手を滑り込ませて
もう片方の手で俺の後頭部を固定する海人に
余裕なく口内を犯されて
思考を取り上げられる…


その日、


妊娠してから初めて、
欲に濡れた海人に抱かれた。


「…れん、ごめん!!
 オレ…だ、だいじょう…ぶ?」
吐精した海人が慌てて気遣ってくる。


「…大丈夫に決まっとるやん苦笑
 あんな?俺が浅めにって言われたって
 言うてしもたせいなんやろうけど、、
 妊娠中やからってそんなやわやないで苦笑」

「でも、オレ、ゴムつける余裕なくて…
 ど、どうしよう!!感染症になったら…」


そう心配する海人はまだ俺ん中におって。
俺を見下ろしとる海人と同じく
みるみるしょんぼりしよって…苦笑


「大丈夫やって!2人とも風呂入りたてやし!」

「だったらいいけど…」

「……まぁ、やから…風呂上がり限定やったら
 ときどきは、えぇんちゃう?」

「えっ何が?」

「その…余裕なかったり、優しいだけじゃ
 ないやつも!知らんけどっっ!!」











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