第1章 ❄︎大人になるということ。〜爆豪勝己
『ん、爆豪の手、あったかいね…』
「…」
昔も、同じこと言われたな、とぼんやり思い出しながら、右腕を彼女の頭の横につき、手で頭を押さえて横を向かせ、みみの後ろにキスをすると、シャンプーなのか香水なのか、甘い甘い香りが鼻をくすぐってくる。
左手では胸をゆっくりと優しく揉みしだく。
そのまま耳たぶを甘噛みしたり、首筋を舐めてみたりと、刺激を与えるたび、白い小さな体が敏感にびくり、びくりと反応を示し、恥ずかしそうに口元を片手で隠しているが、快感を感じて小さく喘ぐ声が漏れ出している。
『あ、ぅん…、ふぁ…』
「オマエ、えろすぎ…。敏感。」
耳元で低く、息を吹きかけるように呟く。
『ば、爆豪…、意外と優しく触ってくれるんだね。キス上手じゃん。』
まだまだ余裕と言った表情で返された言葉にまた、もや…と胸が苦しくなる…
「誰と比べてやがんだよ、」
少しずつ下に移動し、谷間の始まりに鼻を擦り寄せて、口元で双方の、胸の柔らかさを堪能する。左手では絶えずサワサワとお腹から脇にかけてを行き来させていたが、そろそろ胸の突起を虐めてやることにする。
『あっ、…あぁん』
指の腹で先端をコスコスと撫でると、先程までより喘ぎ声が色っぽさを増す。眉間に皺を寄せて目をぎゅっと瞑り、体を大きくびくびくさせているのを見ると爆豪は満足そうに口の端を上げ、もう片方の突起は、口の中に含んだ。
『あ、やぁ…だめ…』
2点を指と舌で同時にこりこりと執拗に刺激する。
はびくびくと反応しながらも、もどかしそうに足を擦り合わせ、腰をくねらせ始めた。
「疼いてんな….、こっちもそろそろ限界だけどよ…」
その前に…
『あっ、…??』
慣れた動きで爆豪はの足の間に入り込み、自身の足を開いて強制的に股を開かせる。そしてそのままベットの淵の方に手を伸ばした。
ブウウウゥゥン
『あっ…!それやだ、だめ、だめ、待ってぇ』
がシャワーを浴びている間に、用意しておいたホテル備え付けの大人の玩具。その音を聞いた途端急に慌て始め、爆豪の手をグイグイと押し返そうとする。
そんな彼女の様子に爆豪は興奮し、にやりと悪い笑みを浮かべ、片手で彼女の細い両腕を捉えて抵抗できないようにし、それを、クリトリスに押し当てた。