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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第10章 夏の林間合宿!






合宿開始から3日目・・・。



「さて!腹も膨れた、皿も洗った!次は・・・」
「肝を試す時間だー!」

この日は特訓を終え夕食後にクラス対抗肝試しが行われようとしている。

「その前に大変心苦しいが、補習連中は・・・これから俺と補習授業だ」
「ウソだろ!!?」
「すまんな、日中の訓練が思ったより疎かになってたのでこっちを削る」
「うわぁぁぁ!堪忍してくれぇ!試させてくれぇ!」

肝試しにノリノリだった補習組は相澤に引きずられ、宿舎へ戻っていった。
肝試しは驚かす側と驚かされる側に分かれてくじ引きで決めた二人一組でコースを進んでいき、名前が書かれた札を持って帰ってくればクリアとなる。

先行でB組が驚かす側となったため、A組はくじを引いていく。

『(お。てビビる勝己が見たかったけど)やっぱそうなるよねぇ』
「?よろしくね!紬さん!」
『なんかごめんね・・・(お茶子ちゃんじゃなくて・・・)』
「ごめん・・・?何?」
「おいデク・・・代われ・・・!」
「えええ!」

くじ引きの結果、紬は緑谷とペアになった。
爆豪は轟とペアになったため、緑谷に交代しろと怒っていた。
そして始まる肝試し。




12分後


「何?この焦げ臭いの・・・?」
「黒煙?」
「?」
『っー・・・!?』



何故こんな直前まで忘れていたのだろう。
こんな大事件を。




「飼い猫ちゃんはジャマね」
「ピクシーボブ!」
「・・・やばい!」

森から上がる黒煙に気を引かれていた待機組の前に二人のヴィランが現れた。
肝試しに出たチームは?B組は?
ヴィランの数も把握できていないマンダレイと虎が警戒態勢をとる。
ピクシーボブはヴィランの奇襲に傷を負い、気を失っている。


【皆!!!ヴィラン二名襲来!!他にも複数ある可能性アリ!動けるものは直ちに施設へ!!会敵しても決して交戦せず撤退を!!】

マンダレイの個性、テレパスで各地に散っている人々へ通達が入る。

肝試し待機組もそのマンダレイの指示に従い、施設は戻ろうとする。

「飯田くん、先行ってて」
「緑谷くん!?何を言っている!?」
「緑谷!」

「僕、知ってます!洸太君の居場所!!!」

「っ!?・・・おねがい!」

夕飯の時から見かけない洸太の場所を知るという緑谷は別の方向へ走り出していった。



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