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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第7章 体育祭!!!







「紬さん!これを・・・」
『え』

昼休憩終わる直前、八百万に呼び止められ1着のコスチュームを渡される。
それは八百万が生成したチアガールの衣装だった。

「相澤先生からの指示らしく・・・。紬さんもこれを着て午後のレクリエーションに参加してください」

『え、ええ・・・』

紬は知っていた。
そんな指示などない事を。
しかし嘘だと言い張るための証拠もなく、すでにコスチュームを着ている女子たちを見捨てる訳にもいかず、泣く泣く袖を通した。




【あくまで体育祭!ちゃんと全員参加のレクリエーション種目も用意してんのさ!本場アメリカからチアリーダーも呼んで、一層盛り上げ・・・。ん?アリャ?】

【何やってんだあいつら】

【どーしたA組!!?】

「峰田さん!上鳴さん!騙しましたわね!?」


まんまと変態チームの策略にハマり落ち込む八百万に、呆れ返る耳郎。
葉隠はノリノリのようだ。



「・・・なんつーカッコしンんだ」
「よくね?猫耳チアだぜ?バクゴーもこーいうの・・・っいで!」

そんな女子チームを見て同じく呆れる爆豪に上鳴が同意を求めるとすかさず殴って会話を終了させた。





そしてトーナメント表の発表。
騎馬戦で生き残った総勢16名からなる1対1のガチンコバトル。
紬のチームには尾白とB組の生徒もいたが、洗脳で記憶が無いまま出る資格は無いと次のトーナメント戦は辞退。
繰り上がりでB組の鉄哲と塩崎が参加となった。


『うー、やっぱそうなるよねぇ・・・』

発表されたトーナメント表を前に頭を悩ませる紬。
第一試合は芦戸との対決となっていたが、悩ませていたのはその次、常闇との試合だった。

「げぇ!紬と!?負けられなーい!!」
『お手柔らかにね・・・』

女子運動神経トップの座を争う2人の戦いに期待の目が集まる。
芦戸も意識しているのか、やる気満々だ。

一回戦の組み合わせが決まり、午後のレクリエーションが始まった。




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