【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】
第7章 体育祭!!!
爆豪side
体育祭前半、難なく予選を突破しやがったアイツが昼飯にまでついてきた。
騎馬戦でどこぞの野郎と組んだくせに何なんだ。
昼飯を食い終えて飲み物を買いに行こうと立つと、それにもついてくる。
子猫かコイツは。
自販機の近くまで行くと、半分野郎とデクが何か話してた。
こんなとこでする話なんぞろくな内容じゃねぇと思い身を潜めるが、アホ女が呑気に話しかけてくる。
俺は聞き耳立てるためにソイツの口を塞いだ。
話が終わったのか、半分野郎が立ち去ったのを確認して口を塞いでる方に目を戻すと顔を真っ赤にして苦しそうにもがくアホ女。
離してやると、ドキドキするからやめろだの言ってやがる。
不覚にもその様子に心臓がうるさくなる。
手に触れた柔らかい毛、唇を思い出しちまった。
俺もやべー顔してると思ったからソイツと目を合わせる事はしなかった。
急に女の顔になんじゃねーよ。