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【呪術廻戦】楽園【七海建人】

第4章 安心できる場所


side.名前





「名前さん。もう22時です。今日は疲れているでしょうから、ゆっくり寝て下さい」

「そうします」





確かに疲れた。

このままここで寝てしまいそうになる。





「おやすみなさい」

「はい。おやすみなさい」





七海さんはまだお酒を嗜むようだ。



リビングから寝室に移動して、

ベッドに潜る。



今日の出来事を思い返した。



なんだか凄い1日だったな…



やっとあの部屋から出れたと思ったら、

七海さんと一緒に暮らす事になるなんて…



思いもしなかった。



もう悪い事は起きて欲しくない。



そんなことを悶々考えていると、

いつの間にか眠りに落ちていた。







また真っ暗だ…



抜け出したはずなのに…



身体が動かない…



呼吸すら重い…





また金縛りだ。




動いて…

私の指。



お願いだから動いて。




金縛りを解きたい時は、

指に力を入れるようにしてる。



そしてやっと目が覚めた。



重かった身体を起こして、

荒い息を整える。





ダメだ…

やっぱり暗闇は怖い…


 
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