第15章 夏休み
☆凛side
今日はキャンプに向けて舞さんと買い物に行く日。舞さんと2人で出かけるのは、今日が初めてで凄く楽しみにしてたんだ
舞「わっ!お待たせ。じゃあ行こっか!」
「舞さん、こんにちは!全然待ってないですよ。行きましょう!」
電車に乗りながら、これからの部活について話した。
舞さんは、インハイ後に引退しちゃったから、これからは私が舞さんの分もマネージャー頑張らなきゃな
舞「そーいえばさ、話変わるけど凛ちゃんと付き合ってから二口雰囲気が柔らかくなったよね。凛ちゃんの癒しパワーすごい!」
「全然そんな事ないですよ。むしろ私の方がいつも助けられてるくらいです」
舞「ふーん、そっか!でも2人が上手くいってくれて本当に良かったって思ってる。すごく今更だけどね笑 凛ちゃんが居なかったら、キャプテンになって二口壊れてたかもね」
「キャンプってプレッシャーも責任感も人一倍かかりますもんね。堅治くんもしんどい時期があったと思います」
舞「そーね。でも、二口がキャプテンで良かったって皆思ってるよ」
「私もです!」
そんな会話をしていたら、あっという間にショッピングモールに着いた
舞「ねー、どんな水着にする??」
「えっと、それが全然決まってなくて、、、。あんまり露出するのは恥ずかしいですし//」
舞「えー、でも二口期待してるんじゃない?凛ちゃんのビキニ姿」
いたずらっ子みたいな顔で舞さんが言った
「でも、、」
舞「凛ちゃんスタイル良いんだし、出さなきゃもったいないって!!私も頑張るから!」
舞さんに促されるまま私はフリルの付いた黒のビキニを買った。
舞さんは水色のビキニを選んでたけどすごく似合ってて、可愛かった。
舞「二口ぜーーったい喜ぶよ!」
「恥ずかしくて、もう緊張してきちゃいました」
舞「ふふ、かわいい」
舞さんの言う通り、堅治くん喜んでくれるかな、。もしかしたら照れたりするかも。ちょっと見てみたいな、どんな顔するのか
少しの期待と緊張を胸に日曜日までの残りの日を過ごした。