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ツンデレな彼を落としたい

第15章 夏休み


☆二口side

夢見た舞台は意外にも呆気なく過ぎ去った。インハイはベスト16という結果に終わったけど、悔いはないし、出来ることはやりきったって言える。
何より、先輩との約束を守れたことが嬉しかった。俺の役目は全う出来たって言ってもいいだろ。

インハイ後に引退してすげーびびった。やること無さすぎるだろ。今まで部活にしょっちゅう顔を出してた茂庭さん達を散々暇人扱いしてきたけど、今なら気持ちがよく分かる。

(あーあ、暇すぎんだろ)

何気なくベットでダラダラしながら、スマホを見ると

茂【よー!!二口元気か?引退して、暇してるだろ?
鎌やん達と青根と凛と滑津誘って海行かね?】

なんつー良いタイミング
夏らしいこと何もしてなかったし、素直に嬉しい

【元気っす。すげー暇だったんで行きたいです。】

茂【おっけ!了解。じゃあ今週の日曜日空けといて。他の奴には俺から連絡しとくわ】

【了解です。ありがとうございます。】

海か、、、。凛の水着姿見れんのか。やばいな、俺耐えられっかな


俺の心配を他所に凛と滑津は買い物に行く話で盛り上がってたらしい
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