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【僕のヒーローアカデミア】雨上がりの詩は星の色

第6章 雄英体育祭







「取ったハチマキは首から上に巻くこと。とりまくればとりまくる程、管理が大変になるわよ!そして重要なのはハチマキを取られても、また騎馬が崩れても、アウトにはならないってところ!」
「そうなると結構な騎馬数が出来上がるってことだね。10~12くらい?」
「シンド☆」

私の言葉に青山くんが反応した。
確かにこの組数で戦うのは肉体的にも精神的にも厳しい気がする。

チーム決めに15分の時間を貰った。
15分なんてあっという間だし、有利な個性を持っている人はすぐにチームを組んでしまうだろう。
早く私も決めなくちゃ。

出来れば知っている人と組みたい……。
緑谷くん、爆豪くん、常闇くん、切島くん、上鳴くん、障子くん、梅雨ちゃん、麗日さん、八百万さん、このあたりと組みたい……!!

でも、やはり個性の汎用性の高い爆豪くん、轟くんはすぐにチームを組んでしまった。
緑谷くんもチームを組んだし、組みたいと思っていた人たちと組んでるし。
未だに誰とも組めずにおろおろしている私をよそに時間は容赦なく進んでいく。
これ、組めなかったら私脱落じゃない?
そう思った時だった。

「おい、まだ誰とも組んでないのか?」

誰かに声を掛けられ、ゆっくりと顔を上げる。
そこには見たことない男子が3人私を見ていた。






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