第3章 継ぐ子
「おい胡蝶!お館様に呼ばれたからきたがなんのようだぁ?」
声の主がどんどん近づいてくる。
「こちらです。不死川さん。」
(まさか会うとは思ってなかった。前世の推し不死川実弥に、、、)
私たちは座敷に集められ話が始まった。話を始めたのは金森さんだった。
「コホンッ。ではさっさと本題に入ります。風柱様、是非ともこちらの波様を弟子にしていただきたいのです。」
(は、はぁ!?ちょっえ?)
私が小声で金森さんに話しかける。
「金森さん‼︎どういうことですか⁉︎」
こっちの気はお構いなしに金森さんは話を続けた。
「実はですね、おそらく波さんは風属性っぽいんですよね、でそれをお館様にお話ししたところ風柱様の継ぐ子にしたらどうかと言われましてね。それで今日お二人をお呼びした次第です。」
(嘘嘘嘘待って、聞いてないんですけど!てかあれ絶対怒ってるよねご立腹だよね!まじで怖い!どれだけ前世好きだったからってあれは無理よ、もうコップにぎり潰しそうだもん!か、金森さん!何とかしてよ!)
「では私はこれで!やることもありますので!お二人で話し合ってください!」
(かかかか金森⁉︎あいつ頭おかしいだろ!あぁもーほら!殺っ気振り撒いてるもん!殺す気だよ!血管ぶちぎれそうだよ!?)
「あ、あの、、」
「あぁ!?」
「ささ、さっきのはべ、別に聞かなかったこ、ことにしししてください。」
(声が震えるぅ!怖すぎる帰りたい!)
「はぁ?テメェ何言って」
「ひぃ!すすすすみません」
、、、、
(黙っちゃった、、、どうしよう、助けてだれかぁ!)