第1章 始まり
、、、、ハッ!わ、たし確か死んだよね、、、あれ?どこここ
そこには見たことのない景色が広がっていた。真っ白な雪景色に大量の田んぼそして森林。どうやらここはどこかの田舎の山のふもとらしい。
「どこ、ここ!?どういうこと!?」
私は何が起こったのか全く理解できなかった。
「と、とにかくマップで調べなきゃ!」
そう思い携帯を探すが見当たらなく服も制服ではなく着物になっていた。
「何これ、、、とりま人を探しに行こう。」
そしてしばらく私は歩いた何を血迷ったかわからないけど私は山をどんどん登っていった。寒さで頭をやられたのだろうか、、手も悴んできた。時間がたって吹雪で前もよく見えなくなってきていた。
「さ、寒い。このままじゃ死んじゃう。眠い、、、」
そして私は雪の上に倒れ込んでしまった。
〜〜!〜⁉︎
〜。〜、、、〜〜。
何か話し声が聞こえる。あったかい、、、
「ハッ!どこ!?」
「うわぁ!びっくりした!あら起きたのね?」
そこにはお腹が少し大きな若い女性が立っていた。その横に少し仏頂面の男の人が立っていた
「あの、、、もしかして助けてくれたんですか?」
そう私が言うとことの事情を男の人が教えてくれた。どうやらこの男の人は明宏さんと言うらしい。そしてその奥さんの恵理子さんお腹には五ヶ月の赤ちゃんがやどっているそうだ。
明宏さんが仕事から帰還してきている途中に私が雪に埋まっているのを助けてくれたようだった。
「この辺って古風な感じがして珍しいですね!ネットも繋がってないって結構過ごしにくいんじゃないですか?」
私がそう聞くと2人とも少し変な顔をした。
「えっと、、ネットって何かしら?」
「そんなに古風ではないと思うぞ?みんなこんな家だが、」
この辺の人は流行りを知らないのだろうか。ネットを使わないから古風だとかか?と疑問に思った。
「え、じゃあ年号が変わったこととかも知らないんですか?」
私はそう聞くと唾が悪そうに明宏さんが私に言った。
「今は大正だろ?」
その瞬間私は血の気が引いた、、、、まさか、、、
「あ、あの、今何年ですか、、」
「今は確か1905年だったと思うけど。」
震えが止まらない。どう言うことだ、、、ここはまさか過去
やっぱりあの時死んで、タイムスリップしたんだ私