第2章 出会いと別れ
「波起きろ。」
何だこの爽やかな声、癒される声だなぁ、、、
「「ハッ!さささ鯖も!」
起きるとすぐ目の前に錆兎の顔があった。
「錆兎な、遅いぞ義勇はもう鍛錬いったぞ。」
「うそ!私も早く行かなきゃ!」
私はすぐ服を脱いで着替えて、義勇を追いかけようとしたら錆兎に腕を掴まれた。
「まって、何で俺がこんな遅くまでここにいたか考えて。一緒に行こう。」
うっ!可愛いくっそぉ年下のくせに!
「う、うん一緒に行こうか。」
錆兎と鍛錬で山を登るのは初めてかも。いつも早いから追いつけないんだよね。やっぱり錆兎はすごい。数々の罠ももろともしない速さでかけてく。正直かっこいい。私は才能がないし努力で補うしかない。でも錆兎は才能もあるのに努力も怠らない。きっと錆兎は鬼殺隊に入ったら柱になるだろうな。