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【呪術廻戦】五条悟と破綻女子【R18】

第1章 初恋は破綻する。


情緒が安定してきたと思ったら、急に現れた異形の姿の呪いが目の前に立っていた。

「っ!ひっ!」

ゆらは思わず後退りする。



ゆらと同じ位の身長に、ブヨブヨと横に広がる緑色の体には、無数の目が付いている。

ゆらはよく呪いを見る事はあるが、こんなに至近距離に迫られたのは久しぶりだった。




「きゃあああー!」

思いっきり振り返って走り出した。

「いやぁぁ!追いかけてくる!!助けてー!!硝子さんんん!!」




街中を呪いとしばらく追いかけっこして、捕まった呪いに ゆらの体が侵食されて行く。

(……終わった……せめて最後は硝子さんの腕の中で死にたかった……。)




ズブズブと纏わりつく呪いを感じながら、腕を伸ばして ゆらはスマホに手を伸ばした。











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