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【呪術廻戦】五条悟と破綻女子【R18】

第1章 初恋は破綻する。


情緒が不安定になってきた。

五条悟を思い出すと、過呼吸の様に息が荒くなる。




「…ダメ……心の平穏……。」

ゆらは胸を押さえながら、心のオアシスを思い出す。




「硝子さん……硝子さんに会わないと!!」

硝子のニヒルな笑顔が頭いっぱいに浮かんだ。

早く硝子に抱きついて、いっぱい硝子の匂いを嗅ぎながら頭を撫でて貰いたい。




そしてあわよくば……。

あの豊満な体に思い切り抱き付きたい!!




硝子の事を考えると、自然にゆらの顔がニヤける。

1人ニヤけながら街中を歩いていれば、周りから引いた目線を集めるが、硝子で頭がいっぱいのゆらには、もうその視線に気付くことは無かった。




ゆらの願望は少女漫画の様な淡い清い恋心では無い。

ゆらにはしっかりと、下品な下心が脳を支配している。

硝子の豊満な身体を想像して、ゆらの情緒は落ち着いてくる。




(あー…だんだん情緒が落ち着いて……。)



「?!」
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