依々恋々 -Another story(under)-
第16章 君欲
ゆっくりと起き上がった🌸をあぐらの上に抱え上げる。
外した髪飾りをイヤリングの隣に置き、舞い落ちた髪を撫でる。
白い背中のホックを外して取り払った谷間に再度埋もれる。
柔らかい肉を吸い、舐め、歯を立てる。
「っいたい」
カプ、と唇で食いついて、歯型が残る柔肌を舐める。
「自分で噛んだくせにっ」
猫のような仕草でペロペロと噛み跡を舐める舌を、ゆっくりと動かす。
「手、止まってるぞ」
ほら、と脈動する熱を掌に擦りつける。
自分は、吸ったり舐めたりと胸への口淫を続けつつ、ショーツの足ぐりから突っ込んだ指先で腰骨を撫でる。
「擽ったいよ」
「擽ったくても濡れるのか」
至近距離で、ニヤ、と笑う頬を摘んで引っ張る。
特に抵抗もせず、後方に手を伸ばしたシャンクスが、ん?と🌸の背後を覗き込んだ。
「おー、」
Tバックのショーツが食い込んだ尻朶を両手で掴むと、左右に開く。
「ちょっとぉ!」
恥ずかしがって、シャンクスの肩に埋もれる🌸。
むにー、と左右に広げた尻朶を今度はきゅ、と中央に寄せる。
大きな両手で弄ぶと、片手で引き上げ、片手の指先で筋を撫でる。
「紐パンといいハイレグTバックといい、エロい下着が増えたな」
「そんなんじゃないぃ〜」
違う、とふるふる首を振る。
わかった、わかった、と簡単にあしらって、ズル、と寝そべる。
「ほら、背中向けろ」
「...向かなきゃダメ?」
引き締まった腹筋の上に乗り、厚い胸板に手をついて見下ろす🌸の腰を撫でる。
「舐めてぇ」
「そんな露骨に言わないで...」
ぅう、と唸って、ノロノロと反転すると、胸筋の辺りに恐る恐る腰を下ろす。
「そこじゃ届かねぇだろ」
グイッ、と下着のTラインに指を引っ掛けて腰を引き寄せると、色濃く濡れたクロッチの奥を、やだぁ、とヒクつかせる。
「これだけ濡らして、恥ずかしいもへったくれもねぇだろ」
「〜っバカッばかぁ!変態っ」
パタパタと膝下でマットレスを叩く🌸。
「なんだよ、『会いたい』ってこんなバカエロい下着着て来てんだ。🌸だってそれなりの『期待』があったんだろ」
ビクッ、と震えた🌸の恥部を、違ったか?と絶妙な力具合の指先でなぞりまわした。