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依々恋々 -Another story(under)-

第13章 libido



髪を振り乱して腰を反らせるジウのナカを掻き乱す。
「っ!イクぅっ」
腕に伝うほどの蜜を垂らしている秘部から指を引き抜くと、アアアッ!というジウの声とともに大量に吹き出る。

「ん、しっかり吹いたな」
あっあっあっ、と痙攣する体で達しているジウを抱き込み、折り上げた脚で引き上げられたソコに杭を擦りつける。

「挿れるぞ」
一気に腰で押し込むと、ああっ、とジウの白い首が反る。

真上から最奥へと突き降ろされる熱い杭。

腿と尻に叩きつけられる腰が音を立てる。


「ジウっ」

何度も出し入れされる脈動が強くなってるのがわかる。

「ナカッ、出すぞっ」
薄っすらと開いた瞳で捉えた、濡れたブルー・グレイに頷く。

「イクッ」
指を絡めて握った手に力を込められる。
「ァッううッ」
微かに漏れる声で首筋に埋もれる赤の髪を撫でる。
幾度が繰り返される脈動と広がる灼熱に体が震えると、収まった律動にゆっくりと息を吐く。
しばらくして落ち着いた呼吸。
目の前の胸に耳を寄せると、ドクドクと力強い鼓動を感じた。

「すっげぇ、出た」
気持ちよかった、と抱きすくめる後頭部を叩く。
「だからっそういう事言わないのっ」
「ジウは言葉にされると弱いな」
喉の奥で笑うシャンクス。
「ストレートすぎるのよ、シャンの言葉は」
「素直はいいことだろう?」
ざらつく頬を擦り寄せて満面の笑みを携える様子に、もう、と嘆息する。

熱る体を擦り寄せ、頭頂部にキスを落とされる。
「ベッドにして正解だったな」
抱き起こされ、溢れた蜜を吸ったシーツを剥ぐ。

新しいシーツをかけたベッドに潜り込む。
温かい腕に抱き込まれると、睡魔がやってくる。

「寝てもいいぞ」「ん、でもお風呂、」
「後で一緒に入ろう」「ん」
かけてくれた肌掛けの中で探った手に指を絡める。
ちゅ、と額に触れた唇に目を閉じる。

「ジウ、ずっと一緒にいてくれ」
ゆっくりと髪を撫でる手の動きに、ウトウトと意識が遠のいていく。
「大好きだ」
低い声に微笑むと、おやすみ、と頭頂部にキスが降りてくる。


力強い心音と温かな体温に包まれてみた夢。

纏わりつく子どもたちを、いつもの笑顔で抱き上げる彼の姿に、眠るジウの唇が微笑んだ。

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