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依々恋々 -Another story(under)-

第13章 libido



「舐められるの、嫌か?」
「ッ恥ずかしいでしょ」
そうか、と繋いだ手の指先をぺろりと舐めるシャンクスを睨む。
「わかっててやってるでしょ?」
「バレたか」
にやけている頬をグニグニと引っ張る。
「いけず」「でも、好きだろ?」
艶っぽい笑顔に高鳴る胸と疼く下腹部。

「っスケベ」「とうに知ってるだろ」
余裕そうな笑顔を、ムカつく、と睨む。
それを気にも止めず、やわやわと胸を揉んでいた手でス、と腹を撫でた。
「スケベは、お互い様だと思うがな」
「んっ!」
ヌルリ、と滑る指先。
「舐められてこんなに濡らしてるのは、スケベじゃないって言えるか?」
ゆっくりと撫でられる。

「ヌルヌルだな」
自身の状態を言葉にされ、かぁっと身体が熱くなる。
ツプ、と押し込まれた指先に腰が浮く。
「熱いな...ああ、すげぇ絡みついてくる」
「ァアッ、ん」
奥までゆっくりと開かれる。
「指一本で、結構キツイぞ」
「やっ、ああっ!ソコっいやぁ!」
ぐいぐいと押される内壁。
「アッ、んんっダッメぇ...」
震えている内腿にキスをして、止めどなく分泌されている露を掻き出す。
「待って!やめてっダメッなのぉ」
掴む手を解き、細い手首を両手纏めて握る。
奥まで差し込み、柔らかい内壁を押し上げる。
「あぁっも、もおやめて!お願いっしますぅ」
ヒック、と泣きじゃくるジウ。
「イッたらやめてやる」
イヤイヤ、と首を振る瞼にキスをする。
「んぁっ、んんっんぅい、イクッイッちゃっ!」
ビクンッと大きく波打った体でアアアッ!と喘いだジウが腰を反り上げて達する姿を見下ろす。

「ハアッハッ、ふっ」
虚ろな瞳のジウの額にキスをする。
「かわいくイケたな」「やぁ」
顔を隠す手を掴み、赤くなった耳にキスをする。
「ッキャアッ」
ジウを抱き上げ、寝室へ向かう。
ベッドに組み敷くと、どうして?と見上げるジウ。

「吹かせてやりたくなった」
「へっ?」
ぱちくりと見開かれた瞳。
「またソファ買い替えるのもな」
以前、リビングで散々致して処分する羽目になった先代のソファを思い出したジウの唇が戦慄く。

浸水防止の加工が施されたボックスシーツがかけられるようになったベッドに乗り上げたシャンクス。ジウの片足を引き寄せ、まだ余韻を残して痙攣している蜜壺に指を入れた。
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