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依々恋々 -Another story(under)-

第11章 Drager



「うっ!」
容易く欲を吐いた楔に、ハァ、と息を吐く。
すでに次を求めているソレに、眉間に皺が寄る。

ぐいっと手で頬を拭われる。
「顔、怖い」「すまん」
その手にキスをする。
「治まりそう?」「そう見えるか?」
興奮しっぱなしのソコを見下ろす。
すごーい、と濡れた先端を指先で撫でる。
「んんっ!」「あ、ごめんなさい」
大袈裟に腰を引いたシャンクスに、ジウは手を引く。

「『盛られた』って言ってたけど、美人局にでもあった?」
する、と身体を撫でられ、ビクビクと痙攣する。
「向こうは、そのつもりだったかもな。女がいたかまでは見てなかった」
少しはまともに話せるようになってきた、と汗でまとわりつく衣服を脱ぎ捨てて、ベッドに寝転んだ。

「女の子がいたら、流された?」「ん?」
汗ばんだ髪を掻き上げる。胸に指を這わせて遊んでいるジウの腰から尻を撫でる。
「流されてほしかったのか?」
「そうなってたら噛みちぎってやる」
「怖ぇ」
上に乗るジウの腕を掴む。

「割と重要な仕事の話だってのに、ジウのエロい顔ばかり浮かんで、挙げ句にゃ空耳で喘ぎ声まで聞こえだして、散々だったんだぞ」
「え?私のせい?」
「そうだ。ジウのせいだ」
「なんでよっ!?」
上から覆いかぶさるように手をつかせる。

「責任取って全部搾り出せ」
スリ、と腿に当てられる熱。
いつの間に、といつもと変わらない熱を携えたモノを見下ろす。
「じゃあ、このままいきますか?」
「は?」
上体を起こすと背後に手を回して、硬く反り立っている裏筋を指先でなぞる。
「んんっ!おいっジウ!?」
落ち着きなく目を泳がせるシャンクスの鍛え上げられた腹筋に手を置き、秘部を擦り合わせる。

「搾り取れるかは、わからないからね?」

いや、あの、と見上げるシャンクス。
厚い胸筋にキスをすると、んんっ、と喉を反らせる。
腹筋と腰骨にキスをすると、涎を垂らし続ける楔。
自分でショーツを脱ぐ。
ペタリとつけた腰を前後に揺らすとくちゅ、ぷちゅと溢れる愛液が絡む。

「っん、ジウっ」
腹に置かれた手を取り、指を絡めるシャンクス。
「っも、挿れてくれっ」
持ち上げられた腰でグプ、と奥まで差し込まれ、繋いだ手を強く握った。
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