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依々恋々 -Another story(under)-

第9章 aphrodisiac-媚薬-


どうしたものか、と体内の疼きに瞳を濡らすジウを見下ろす。

「手でもいいか?」
あっちの方は、今はちょっと、と隣に横たわる。
「シャンに、シてもらうの好き」
照れたように笑うジウに、目を見開く。
薬の効果のせいだろうか。
積極的なジウの唇を指でなぞる。

こんなことなら、もっとゆっくり、じっくりといじめてしまえばよかった、と少し後悔する。

唇を撫でる指先を口内に入れる。
「ジウ、舐めろ」
両手で手を持つと、ちゅ、ちゅ、と吸い付く。口の中で舌を絡めると、指の間をねっとりと舐め上げる。
「いやらしいな」「ん、」
一生懸命に舌を絡ませる口元。
「かわいい」
湿った肌に手を這わすと、谷間に汗をかいている胸元を弄る。指先で胸の飾りを摘んで捏ねくり回す。

「んむぅ、ふっ」
「乳首摘まれるの、好きか?」
指を咥えたまま、コクコクと頷く。
一方の乳房に顔を寄せ、立ち上がった乳首を歯で食む。
「んっむっううぅぅっ」
膝をすり合わせてビクビクと震えるジウ。
腹を跨いで見下ろし、口内を蹂躙しながら指で乳首をカリカリとかく。
「ふぅっ、んんっ!はぁ、あっ」
キュッと摘み上げると、んんんんっ!と体を波打たせる。
膝をすり合わせるジウの腰元に目をやる。
ジワ、とシーツに広がるモノを確認して目線を戻すと、泣きそうな顔で見上げてくる。
口から指を引き抜くと、恥ずかしそうに顔を手で覆った。

「疑似フェラと胸弄りでイッたか?」
ビクッと肩を震わせたジウを抱きしめた。
「足りなかったら、言っていいんだぞ」
汗で少し冷えた体を、熱ったジウの体に密着させる。
カアッと赤くなった頬を手で包み込む。
「どうなんだ?」「ぁえっと、その...」
目を泳がせ、もじもじと膝をすり合わせる。

「足りてないんだな」
胸板に額を擦り付けて頷くジウの髪を撫でた。
それにしても、効果の差が大きすぎやしないだろうか。
まだ疼きが止まらないジウの様子に、初めてだからか?とからだに手を這わせる。
触れただけでビクビクと震えるジウ。
蕩けきっている蜜口に一気に三本、指を突き立てる。

「っあ?やっんんっ」
バラバラと指を動かすと、膝を抱え込む。
ビクッと反った背中に指を抜くと、ようやくインターバルが過ぎたモノを宛てがう。
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