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依々恋々 -Another story(under)-

第7章 形勢逆転



「気持ちいいか?」

やわやわと胸を揉みながら、抜いた指で溢れる蜜を絡め取って筋を擦りあげる。
いつも以上に頬を染め、何度も頷くジウの目尻から涙が散る。
ピタリと手を止め、頬に伝った涙を舐め取った。

「ジウ、自分でシたりしないのか?」
「し、しないよっ」
首が横に振られて、散った髪を耳にかける。
「シてるところ、見てみたいけどな」
いたずらに笑う声に、無理!とキツく目を閉じる。
「だ、だって、...シャンクスに、シ、てもらうほど...気持ちよく、なれない」
胸を包んでいた手に力が入ると、ああッ!と背を反らす。

「それは、してみての感想か?」
反った勢いでローテーブルに伏せるジウの腰を掴んで引き寄せる。濡れた亀頭を、より濡れた割れ目に擦り付ける。
腕で顔を隠すジウの腰を片手で掴み、覆いかぶさるようにテーブルに片腕をつく。
「なぁ、どっちなんだ?想像か?体験か?」
鋒に蜜が絡んで垂れ落ちる。
「答えないなら、このままだぞ」
指先の濡れた手を握り、ズリ、と鋒をずらして腰を入れ込むと、充血した花芽を擦り上げる。

「た、体験、で、す」
鋒を押し込むと、勢いをつけて腰を叩きつけた。

言葉にならない声を上げて背を反らすジウの脇から差し込んだ手で細い肩を掴むと、めちゃくちゃに攻め立てる。
「ジウは、えっちだなっ」
キュウ、と締め付けるソコに、息を詰める。
奥まで入れ込んで白い背中に覆い被さった。


「はっはっ、ンンッで、出るっイクッ」
何度も吐き出す脈動に応えるようにうねる肉壁に、ああ、と声が漏れた。

くたりと力が抜けた体を起こし、抜かずに引きつけた腰で座り込んだあぐらの上に抱き上げる。
少し上体を反らして後手に片手で体を支える。
ゆるゆると腰を持ち上げると、ダメ、とジウが振り返る。
「煽ったの、お前だろう」
「い、今っ出したのにっ」
下から掬い上げるように腰を動かすと、キツく目を閉じて、口元に手の甲を当てる。んんーっと反らされた首に片手をかけ、擽るように指先で撫でる。

「足りねぇよ」
ハッハッハッ、とまた互いに息が早くなっていく。
「んんっ、んゃアアッ!も、もう、無理むりぃ」
「ん、最後っな、ぅっ」
二度に渡って注ぎ込んだ熱が、タラリ、と結合部から垂れ落ちた。

  ✜

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