• テキストサイズ

依々恋々 -Another story(under)-

第7章 形勢逆転


夢中で吸い付いた首筋にくっきり残る無数のキスマークが首輪のように連なっている。
それを満足気に指先でなぞる。

「ジウは、俺のだ」
そっと目を開けたジウの視界に、幸せそうに笑うシャンクスが映る。少し、ゾクリとジウの背が粟立った。
「寒いか?」
身を震わせたジウを膝の上に抱き上げて後から包み込むように抱きしめる。胡座をかく膝の上から見上げると、キスが降りてくる。

濃密なそれに夢中になっていると、熱い手が手首を掴む。
胸へと掌を押し当てられると、重なる大きな手。
手と一緒に胸を揉まれる。
離れた唇から繋がる銀糸をそのままに、至近距離で見つめるブルー・グレイ。
「続けろ」
柔らかい乳房を揉む手の動きを確認すると、あいた手を掴んで誘導する。

「こっちも」
膝を掴んで開かせた脚の間にあて、添えた自分の指でジウの指先を蜜口にあてる。
「っあ、やぁ」
「嫌じゃない。きもちよくなる」
濡れた筋を行き来させると、手首を掴み上げる。
「ほら、すげぇ濡れてる」
目の前に掲げられた指先に絡みつくソレを、赤い舌でぺろりと舐める。
「もっと濡らしてみせろ」
再び手を誘導し、肩から覗き込む。
閉じていく膝に両手をかけると、ぐっと開く。

「や、やだっ恥ずかしい...」
「そういうジウが見たい」
ほら触って、と先を促され、おずおずと手を動かす。
「優しく、そう」
クチュクチュと音を立て始める動きを見つめる。
「撫でて開いて...少し、指入れて」
そっと添えられた手。く、と指先を押し込まれる。
「んんんっ!」
ビクッと首を反らす。

「ゆっくりでいい。根本まで入るはずだ...そう」
「へ、変な、感触」
「柔らかくて気持ちいいだろ」
このあたり、と横から入れられた長い指。
「んぁあっ」
「ジウの指、届くか?」
押し込まれる指の感触に、ふるふると首を振る。
「じゃあ、こっち、弄れるか?」
抜かれた指で敏感な花芽を押しつぶされ、ああっ!と背が反る。
「こうやって、摘んだり押したりして...ナカは俺がしてやるから」
クッ、と腟内に残った指先が引っ掛けるように擦りあげる。

「あっあっ、そこは」
「好きだろ、ココ」
アッアッアッ、と声を漏らしながら悶えるジウにクスクスと笑うと、胸に添えられるだけになっていた手を包み込む。
/ 98ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp