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依々恋々 -Another story(under)-

第7章 形勢逆転


下着の上からゆっくりと撫で、揉まれる。
ウエストテープに指をかけて引くと、覗き込むジウ。

「おっきいね」
「もう見慣れたろ」
少し腰を浮かせると、スルリと脱がされるトレーナーとボクサーパンツ。
「ジウは脱がないのか?」
全裸でソファに座るシャンクスの膝の上で、後で、と言って筋肉の付いた肩にキスをする。
唇だけで体に触れると、深く吐かれる息に合わせて上下する。
順に唇を下げていき、足の付根の少し上。
腰骨が浮き出ているあたりに吸い付く。
「っあ」
そのままつう、と舌を横に這わせて、逆側の同じ位置にキスをする。
そのまま痙攣する太腿やふくらんだ睾丸の横など、決定的ではない際どいところに唇を寄せていく。

「ジウ、こっち」
すっかり勃ち上がっている肉棒を掴み、ジウの顔を誘導する。
少し濡れた亀頭で唇を撫でると、ちろ、と小さな舌先で舐め取られる。
「口、含んで」
押し当てた先端だけを含み、舌の表面で擦りあげられた。
「っもっと、深くっ」
ぐ、と腰を持ち上げ、熱い口内に押し込む。
「ぅうんっ!」
細い首筋に手を這わせて後ろから頭を支えると、自ら腰を振る。

「ジウっす、吸ってくれ!いつも、みたいにっ」
ジュッと吸い付く感触に、ああっ!と声が漏れる。
「そうだっそ、そのままっ」
挿入時と変わらない腰つきで出し入れすると、絡まる舌と唇に吸い上げられ、すぐそこに来ている絶頂に目を閉じる。
「っもう、もたねぇ」
ビクッと震える身体で、んん、と喉を反らす。

ゴク、と上下する喉に先端を刺激される。
目を開けて、少し虚ろな瞳のジウの髪を撫でる。

「飲むなっつぅの」
細い腕を掴んで膝の上に抱き上げる。
「嫌い?」
首に抱きついて上目に見上げてくるジウ。
「嫌いっつうか、心配になる」
決して体にいいものではないし、と薄い腹を撫でる。
「んー、ほら、クレオパトラの美容法にもあったらしいし」
「あんなの都市伝説だろ」
そうなの?の見上げる顔に呆れる。

「あんな砂漠で得られるタンパク源なんか限られてるからな。妄想の産物だろ」
博学ですねぇ、と言って笑うジウ。
「いい子、いい子」
微笑んで頭を撫でる手を首に回すように誘導し、目の前の白い首筋に濃い所有印を付けた。
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