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依々恋々 -Another story(under)-

第6章 Rainy Night,Rainy Morning



下着を少し捲り、手を添えて、肉棒と睾丸の間の筋をチロチロと舌で舐める。
横から先端に向かいながら吸い上げると、露が染みているせいか少し苦い。
「う、ンッジウ」
流石に起きたかな、と見上げた瞳は閉じている。
咥え込んで喉の奥で銜えると、上顎の柔らかい部分に押し当て、擦り上げる。
「んっ」
動きを止めて舌と喉で刺激すると、自ら擦り付けてくる。
「ジウ、ん、もっとシて」
ぐん、と大きくなったソレを咥えてしゃぶりつく。
少し苦い汁を垂らす亀頭が、上顎を擽る。

「あっあっ、す、ごい...ヤバイっふ、んんっ気持ちいいっ」
唇で吸い付いて、ビクビクしている腰を撫でると擽ったかったのか攀じる。
「っす、吸ってくれ!」
要望通り吸い上げると、口内に広がる熱い果汁。
口に溜まった量を飲めそうにない、とティッシュに吐き出すと、んうー、と唸って手で顔を擦ったあと、モゾモゾと寝返ってぺたりと俯せになるシャンクス。
ぼんやりと目を開けると、パチパチとまばたきをして、あ?あー?うん...うん、と曖昧に頷いている。

「あ?なんで、ジウが横?...ん?」
寝ぼけてるの?と笑っていると、ぐいぐいと引かれる腕。
「んー、いや?...でもここにいたし、」
感触が、と言ってやわやわと部屋着の上から揉まれる胸。

「脱がせたのに...着てる...?ん?」
「ふふ、夢では脱がされちゃってたのね」
少し混乱しているシャンクスにクスクスと笑うジウ。
幾度か瞬きすると、んん、と伸びて、顔を擦る。

まだ少しぼやけている瞳で近づく顔。
「あ、待って」
ストップ、と薄い唇に人差し指を当てる。
「濯いでないけど大丈夫?」
んん?と顔を歪めて首を傾げる。
やめておいた方が、と言うジウに、なんで?と指先を食むシャンクス。
「今、出しちゃったじゃない」
布団の中で半端に脱げた下着を確認したシャンクスが、んん?と怪訝そうな顔をする。
「なぁ、ジウ」
「はい」
二、三度瞬きをした後、目線が交わる。

「昨日、シたか?」
「え、うん」
ぱっと大きな手で口元を抑え、彷徨っているブルー・グレイ。
「さっきもシたよ」
口でだけど、と言うと、幾度も繰り返される瞬き。
「夢、だけじゃ、ないのか?」
「エッチな夢見てたの?」
気まずそうにブルー・グレイの瞳が反らされた。
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