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依々恋々 -Another story(under)-

第5章 HOTEL XXX


顎を上げて唇と舌を押し付けると、腰がくねる。
逃げるように引ける腰を両手で掴むと、後ろで指先が付きそうに薄い。
こんなに華奢な体つきでいつも自分の律動を受け止めているのかと思うと、少し申し訳なくなった。

くねるが逃げがなくなった腰から片手を離すと、ツ、と脇をなぞって胸を揉みしだく。
「ぁっんぅ、一緒、に、されちゃうと...んんっ」
体を弓なりに反らせて、んうー、と悶えるジウ。
屈むような体勢から、うつ伏せでソコに顔を埋めるように体制を変える。腰に添えたままだった片手でジウの手に触れると、指を絡めてギュッと握られる。

舌先に尖らせて蜜の溢れ元を突く。
「ああんっ!」
舌先を少し埋めて波打つように動かすと、ああっ!という声と共に、くしゃっと髪を掴まれる。
「ゃンッふぁああっ!」
舌を埋めたまま、唇を張り付けて吸い上げるとグンと上がる腰。
ツ、と飲みきれなかった蜜が顎に垂れた。


「あっあっあっぁあ」
ジュルジュルと吸い上げる音とジウの喘ぎ声で、インターバルが過ぎたソレに熱が再び篭る。
指で軽く肉壁を開くと、ぷっくりと充血して膨らんだ花芽を舌で擦り上げる。
「うっぅんんんっ!」
ギュッと握った手に力が籠もる。
ジュッと強く吸い上げて体を起こす。
濡れた口元を拭って、口内の愛液を飲み下すと体にゾクゾクと巡る興奮。

熱を取り戻した肉棒を軽く扱くと、足首を掴んで開いたソコに擦り付ける。ぬるついて滑る裏筋にたっぷりと蜜が絡む。

「ジウ、挿入れるぞ」
滑るソレを支えて蜜元に押し込む。
(狭いな)
なかなか自分のモノの大きさに準じてくれないジウの挿入口に、顔を顰める。

「痛むか?」
雁首が入ったのを確認して覆い被さって頭を撫でると、ううん、と首を振る。
「へ、いき」
フワリと微笑むジウに、一際大きくなる。
「気持ちいい、の」
頬に降りた手に擦り寄って甘える仕草に、んぐ、と息を詰めた。

「ふぇっ?」
ガバっと抱きすくめられて驚くジウ。
「悪ぃ、優しくできねぇ」
「えっ?あああっん!」
ズプ、と奥まで一気に長太いソレに埋められ、ジウの身体がガクガクと震える。
「うぅぐっ」
食いしばった歯の間から息を吐いてなんとか耐えるとジウの体を抱き竦めて全身で揺すぶった。
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