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依々恋々 -Another story(under)-

第5章 HOTEL XXX


けほっ、と咳き込む声に脱力した体で跳ね起きる。

「大丈夫かっ」
枕元にあったティッシュを引き出して口元に当てる。
「出しちまえ」
ふるふると首を振るジウを後ろから抱き込む。
「出せ」
腹部に腕を回すと、擽ったかったのか緩んだ口元から垂れる白濁。
出したものよりも明らかに量の少ないソレを拭い、テーブルに置いたままの袋から紅茶のボトルを渡す。

少し飲むと、はあ、とゆっくりジウは肩を下げる。
「無理に飲まなくていいんだぞ」
カフェオレのボトルに口をつけながら、半分ほど飲んだボトルを閉めて、コロコロと手中で転がすジウを見下ろす。

「吐いちゃうの、勿体ない気がして」
「っげほっげほげほっ」
「だっ大丈夫?変なとこ入った?」
噎せながら、なんてことを、と涙目になりながら睨みつける。

お、と少しジウの表情が明るくなる。
「今、なんでキュンとしたんだろう?え?」
「何を言っている?」
はれ?と首を傾げるジウと一緒に首を傾げる。
コーヒーをもう一口飲んで蓋を閉めると、ベッドの枕元上の棚に置いた。
ベッドに寝転がり、ん、と広げた両手の間に潜り込むジウ。

「ジウ、セックスうまくなったな」
「な、なにを言い出すの」
頭頂部と頬にキスをして少し体をずりおろすと、腰に腕を巻き付けて胸元に埋もれる。
「余裕が出て、楽しんでくれてる」
ちゅ、ちゅ、と左右の胸の肉を吸い上げて、谷間に吸い付く。腕を伸ばして布団をめくると、頭からすっぽりと入り込んだ。
「いつもと違う場所で、大胆になってるのもあるか?」
胸の飾りをぺろ、と舐め上げる。
サラ、と髪を撫でられる感触に顔を上げる。

「だって、気持ちよくしてもらってるから、気持ちよくなってほしいって思うよ?」
そういうものじゃない?と首を傾げるジウ。
「そうだな」
柔く笑うシャンクスは、髪を撫でる手を取ってキスを落とす。

「っあっ」
再びチロチロと舌先で嬲られる乳首。
たっぷりと口の中で濡らすと、指でグリグリと押しつぶす。
「っやん」
「ジウは、まだイッてないからな」
下乳にキスをして脇に脚を抱え込む。
「気持ちよくなれ」
膝裏に腕を通して、白い脚を持ち上げる。
先程のジウと同じように体を屈めて、蜜を溢れさせている割れ目を舌で割り開いた。
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