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依々恋々 -Another story(under)-

第5章 HOTEL XXX


繰り返すキスが深くなる。
小さい舌を根本から絡め取ってキツく吸い上げると、首に回った腕に力が籠もる。

唇を離すと、目を開けたジウが、あ、と声を漏らす。
「どうした?」
髪を撫でて見下ろすと、目線を下げる。
再び絡む視線。
「やっぱりああいうの見ると勃つ?」
スリ、と弱く擦り上げられた、タオル一枚では隠しきれない熱の象徴。

「どちらかというと、キスで勃った」
掌に擦り付けるように腰を動かし、巻き付けたタオルを解く。
「ジウ、軽く、握れるか?」
「え、こう?」
「ん、それくらい」
ジウの顔の横と頭の上に置いた腕で体を支え、膝ついてゆるゆると腰を動かす。

「ハァッ、気持ちいい」
ちゅ、ちゅっとジウのこめかみにキスをする。
少し手の位置を変え、亀頭の括れあたりに指がかかる。
腰の動きに合わせて、裏筋を指先でなぞりあげられる。
「っうまいな」
よかった、と笑むジウに扱かれる先から、たら、と露が垂れる。

握り込んだまま、シャンクスの腰を押して座りこませると、起き上がったジウが口を開く。
意図を察して、後ろから抱き込んで少し下がって寝そべる。
振り向くジウに前を向くよう指示する。
「もう少し、こっち」
細い腰ををス、と指先で撫でて座る位置を変える。
「ジウ」
軽く下から腰を持ち上げると、上体を倒して口に含む。

「ぁうっく」
ギュッと細い腰周りに抱きつく。
グッ、と腰を浮きあげて口内の奥まで入れると、先端が喉の奥について、キュッと締め上げられる。

「ぁ、ジウッイイっ」
軽く立てた膝で開かれている太腿の裏側を指先でなぞると、尻の方から睾丸を揉む。
優しく手で包み込み、指先で揉み上げられる。

「あ、あっジウッジウ!そ、それは、ヤバい」

一度手を離し、ビクビクとなる腰を腕で抑え込むようにして再び包み込まれる。
ジュルッと吸い上げられて、んんっと声が漏れる。
竿と睾丸を同時に責め立てられる。

「ジウっ、も...出ちまう」

脈打つ陰茎と重たくなっていく睾丸に、今か今かと込み上げてくる射精感で歯を食いしばる。

「ンっぅうっ、あっああ!イクッ!」

すっと指で撫でられる裏筋。

切っ先に唇で吸い付かれ、一気に弾けた。
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