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依々恋々 -Another story(under)-

第1章 帰ってきちゃった酔っ払い


体中にキスを繰り返しながら、ブラジャーを布団の外に出す。
膨らみの始まりの柔らかい肉を唇で食みながら首筋まで舌で逆撫ですると、んん、と身を捩らせる。

耳の後ろのあたりに吸い付いて痕を残し、ようやく離れる。
遠のく熱を引き止めたいのか、背中に回した手に力を込めるジウ。
僧帽筋に指を這わせ、小首をかしげる。

「もっと、して?」
目を細めて見下ろすと、上目に瞬きをする。
「わざとやってるのか?」
軽く立てた膝で内腿を腰骨の辺りに擦り付け、スルリとベッドについた腕を指先で撫でる。

「脱がせてもいい?」
目を見つめたまま、耳元のカフスを器用に外すジウ。
左右を外すと、開襟シャツの襟を弄る。
ああ、と頷くと、上から順にボタンを外して、スラックスから裾を引き出す。
捲られた肩口に後手で裾から腕を抜くと、ス、と指先で胸筋をなぞる。
「きて、」
抱き寄せられて覆いかぶさると、ちう、と吸い上げられる胸筋。軽く肩を押されて横たわる。

二人の体温の間で柔らかく潰れる胸に手を伸ばす。
突起に手が触れると、あ、と上で体を震わせる。
片脚の太腿を跨ぐジウの腿裏を擽ってショーツを捲る。
クロッチに糸を引いている割れ目に指先を這わす。

「ジウ、すげぇ濡れてる」
わかるか?とわざと水音が立つように指先で撫でる。
うん、と頷くジウが探るような動きの手を止める。

「あの、中、を触られちゃうと、すぐイッちゃいそうなの. ..」
いつものジウからは聞けないセリフに、滲み出た生唾をゴクリと飲み下した。分かった、と頷いて動きを再開させる。
「イかせたかったら、ナカ入れたらいいんだな」
ほえ、と見上げるジウと目が合う。

絡んだ視線を逸らさないまま、熱く閉じた蜜口へ一度に三本の指を突き込む。
「ああああっ!」
反り上がる腰を抑え込み、膣内の蜜を掻き出すように指を曲げる。
「やっあっぁっ!だっめぇえっ!」
「ああ、確かにこれは、すぐにイきそうだな」
ビチャビチャと飛び散る愛液。
熱くなる腟内をくるりと撫でる。

「 もう、ダメッんんっイクッ!」

キュウ、と締め付けるそこからズルッと指を引き出した手に、熱い飛沫が大量にかかる。
ビクビクと跳ねて重なるジウの体の熱を逃さぬよう、強く抱きしめた。
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