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依々恋々 -Another story(under)-

第4章 P(R/L)AY


ベッドにかけるジウの隣に腰掛け、つうっと露わになっている背中を、腰から撫でる。
「や、ん」
それだけで、ビクッと体が逃げていく。

「な?敏感になるだろ?」
「んっ」
逃げる体を捕まえて押し倒す。
「ジウは元々敏感だからな。どこまでイケるかみてみるか」
怖い、と怯えるジウに、大丈夫、と言って額にキスをして、俯せに寝かせた。

「ジウ、手、貸せ」
ベルトが巻かれた手首を頭の上にやると、枕で隠しておいた、ベッドフレームの下に通した鎖に繋ぐ。
「えっ?や、ちょっと、」
肘をついて四つん這いになるジウの白い背中に手を這わせて、ベッドから降りた。

「ぁやだっ、シャン、クスっシャンクスっどこ?」
「大丈夫だ、こっちにいる」
足元から聞こえた声に、え、と振り返る。
スリ、と太ももを撫でる温かな手の感触。
「んゃん」
「お、感じるか?」
スリスリと指先で撫でられる。
擽ったいような感触に身を攀じる。
「ふっんぅ」
太腿の裏。左右にキスをされると、口元の髭が擽ったくて身を捩った。
ちゅ、ちゅ、と柔い内腿の皮膚を吸い上げられながら、太腿の中ほどになにか巻き付く。
ペロッと舐め上げられた太腿裏。

「んやんっ」
「とりあえず、こんなもんか」
背後から満足そうな声がする。
ん、と体を動かす。
手を動かすと、頭の上でほとんど動かず、なんとか指先を動かせる程度。

「すご、く、嫌な予感がする」
肘と膝で体を支える体制で唇を噛むジウ。
大丈夫、と繰り返すシャンクスの声はすごく嬉しそうだった。

「変態っ」
「男はみんな変態だって教えたろ?」
少し離れたところから聞こえる声の方を向く。

「なにしてるの?」
「んー?」
曖昧にしか答えない様子にゾッとする。
「へ、変なこと、しちゃ、だめだよ?」
「今更言うなよ」
ケタケタといつもと同じ笑い声のはずなのに、背中が凍りつくような感覚。

「大丈夫、気持ち良くなる」
すごくな、と言う声で背後から胸元に入る手。
「やんっ」
突然、ピン、と弾かれた乳首に埋めるように押し当てられたそれ。
「あああっ!」
ビクンッと反り返る背中。
「こっちもな、」
そういって、立ち上がり始めた逆の乳首をキュッと強く摘み上げられた。
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