依々恋々 -Another story(under)-
第23章 Trick and Treat??
ハラリ、と捲られたスカートの前見頃側。
赤いレースの下着のクロッチを指で開き、溢れ出る愛液を啜り上げていたシャンクスは、くしゃ、と髪を掴まれて顔を上げた。
背中のファスナーを下ろして脱がせたシスター服。
唯一残ったショーツを脚から引き抜く。
腰を抱き、再びそこに埋めようとした顔を掴まれる。
「ん、も、う...いれて、ほしっ」
潤みきった瞳で言う🌸に、上体を起こす。
「あっん、」
「慣らさねぇと、痛ぇぞ」
簡単にシャンクスの指を飲み込む秘部。
かき回したり、抜き差しする度に、とろとろとした蜜が溢れる。
「シャンっ」
その腕を掴んで熱した目線を向ける🌸。
指を抜ききると、たっぷりと零れ落ちた。
パラ、と垂れ落ちた髪を撫で付けたシャンクスは、至極優しい声を出した。
「神にお仕えした身でありながら、なんというお姿に...」
ん、と見上げる🌸に、口の端で笑い、馬乗りのまま、横に腕をついた。
「カミサマも嘆いちまうなぁ」
「っ口を慎みなさい、執事でしょう」
ん?と見下ろすシャンクスの首に、🌸は腕を回す。
「シスターがどこにいるというの?」
スリ、と腰に擦り付けられる膝。
見下ろす🌸は、ウィンプルもシスター服も着ていない。
ズレた眼鏡を押し戻すと、トン、と額を人差し指で押される。
「執事らしく、言う事聞きなさい」
主人のように振る舞う🌸に、クツクツと喉奥で笑う。
「これは、失礼しました」
お許しを、と目を伏せる。
「許してあげない」
「それは、困りますね」
ニヤけた顔のシャンクスに、ふん、と鼻を鳴らした🌸は、シャンクスの肩を押して起き上がった。
「なので、罰を与えます」
「...ああ、お許しを、」
ダメよ、と🌸は微笑みながらシャンクスを押し倒した。
「いけません、このような」
「口の減らない執事ねぇ」
ニヤけ合いながら見つめ合うと、🌸はゆっくりとシャンクスの唇を唇で塞いだ。
舌を絡ませながら🌸の腰に伸ばした手を、パチン、と叩かれた。
「いたずらな手ね」
シャンクスの両手の動きを封じ込めるように握る。
「わがままな唇も手も、封じちゃいましょう」
神への祈りのように、胸の前でシャンクスの両手を両手で握ってキスをした。