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依々恋々 -Another story(under)-

第3章 Hidden Desires



数日後。。


「なんで布かけてんだ?」

あれ、と姿見を指差すシャンクスに、ジウはジトッとした目を向けた。

「変なプレイ、されたくないのでっ!」
「俺は、楽しかったけどなぁ」
バックでもジウの顔見れるし、と鏡面隠しを弄る。

「えっち!変態!スケベ!色魔!...ええっと、」
「必死に悪口考えんな」
ケタケタ笑うシャンクスを、くうっ、と睨みあげる。


「あれだけ乱れるジウにも、充分、変態の素質はあるだろ」
「んなっ!み、乱れてなんかっ、ない!変態でもないっ!」
「次はなにするかなぁ?あ、ラブホ行ってみるか?」
「行きませんっ!いかがわしいっ」
「ん?まさか、行ったことないのか?」
「え?まさか、行ったことある...いや、あるなこの人」
しらっ、とした目のジウに見上げられ、笑って誤魔化す。

「結構、楽しいぞ?」
「行きませんったら」
「ここか俺の家かしかないだろ」
「充分でしょっ」
「いつもと違うなにかに燃え上がるかも」
「あがらんでよろしいっ!」
行きませんからねっ!と念押ししてキッチンに逃げる。

「一回だけ。ほら、社会科見学」
「そんないかがわしい授業受けたくありません」
「学校プレイでもするか?あ、ジウ、セーラー似合いそうだな」
「着ませんからねっ?あと、そんな髭面の高校生、嫌だっ」
「なら、教師側か?...いいな、イケナイ関係」
カウンターの向こうでニコニコしてる顔に、べぇ、と舌を出す。

「ぜぇったいに行かないっ!」
「よし、絶対に連れて行く」
ギラついたブルーグレーに、ゾッと背筋が凍った。
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