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依々恋々 -Another story(under)-

第3章 Hidden Desires


一切慣らされていないのに、問題なく受け入れるジウのからだ。
口元に手を当て、きつく目を閉じて耐えている瞼にキスをする。
髪を撫で、頬を撫で、届く範囲の全てにキスを落とす。

「痛いか?」
ふるふると振られる小さい頭を、よかった、と撫でる。

「脚、伸ばせ」
軽い膝立ちのような状態の脚を撫でる。
脹脛を持って、腰のあたりに誘導すると、意図を察した足首が腰のあたりで組まれる。
より密着した身体を掌で撫でて抱き竦める。
首にジウの腕が巻き付いたのを確認して、丸い尻を抱え込む。

「っんぁ」
ゆっくりと挿入を進め、最奥を少し押し上げる。
ギュッと抱きつく身体にグリグリと押し付ける。
「気持ちいいか?」
コクコクと頷く頭。
「ジウ、」
狭い背の真ん中を掌でぐっと押し寄せ、頬を寄せ合う。
「あっち」
少し甘えて、彼の肩に当てた額。
指が示す方へと首を傾けた。

「ぁ、」
ピタリと腰をすり合わせ、筋肉質な身体に甘えるようにしなだれ掛かる姿。
鏡に映らない彼の顔を見上げると、二人の姿を見る瞳が少し、細められる。
「ぃ、ゃ...見ちゃ、いや」
ダメ、と彼にのばした手が掴まれ、ブルー・グレイがこちらを向く。

「恥ずかしいか?」
グッ、と下から突き上げられて硬直するからだで頷く。
「体、熱くなってるな」
深い奥を擦り上げられて、あ、と声が漏れる。
「んっ、すげぇ締まった」
わかるか?と確実にイイところを擦り上げられて、脚が震える。
「かわいいな」
グチュグチュと音をたて始めた結合部。
「いっぱい濡らして、俺ので気持ちよくなってるジウは、かわいい」
「ぃ、や」
恥ずかしさからか、いつもよりも強く抱きつくジウ。

「そうやって、俺に善がってイッたらいい」
離れないように腕で封じ込めた身体を責め立てる。
「あ、やっんんっ」
「ジウ、目閉じるな」
柔い頬を摘み、首の角度を固定する。
「ゃ、やだぁ」
泣き声みたいな声で濡れる瞳を鏡に向ける。
「ちゃんと見てろ」
「いやぁっ!」
しがみつく身体を激しく揺する。
きゅうっとナカが狭くなる感触に、身体を引き寄せる。

「イクとこ、見とけよっん」
一番奥を幾度か突き上げると、んんぅっ!と押し殺した声で強く抱きつくジウ。
キツい締め付けに、あっ、と漏れた声と共に震えている熱い中で爆ぜた。
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