依々恋々 -Another story(under)-
第22章 快楽
「シワになっちゃう...」
「どうだっていい」
来い、と🌸の腕を優しく引いてローテーブルから起こすと、組んだ脚を跨いで座るようにする。
「んっ、」
「いい声だ」
「やんっ」
脚の付け根にあたる熱い塊に身動いだ🌸の髪を払って、小さな耳元に唇を寄せる。
「触ってくれ」
ふるり、と僅かに体を震わせた🌸の手を掴んで熱の象徴に触れさせる。
恐る恐るとした手つきで布越しに揉まれると、んう、と声が漏れる。
両手で包むようにして揉んだり、指先で筋をなぞったりする。
「上手だ」
上手くなった、と髪を撫でる。
照れたように笑う🌸の手がファスナーにかかる。
触れてくれ、と期待している自身を急かさず、🌸のやりたいようにさせてやる。
「こっちに座って」
子どもにするように、ローテーブルを叩く🌸。
緩んだボトムを脱ぎ、シャツの上に放った。
「これも」
ツン、と下着の裾を白い指先で摘んで引っ張る。
「妙に急かすじゃねぇか」
「触りたいの」
ヒクリ、と反応を見せたソレに、おー、と触れる。
「んっ」
「脱がせるね」
ウエストテープを捲られ、弾け出るように出てきたソレの切っ先を、ペロッと舐めた。
「っぁ」
はくっ、と先端を口に含む。
「んんぅ」
ガタッ、と揺れたテーブルに浅く腰掛け、立てた膝に腕をつき、俯いて目を閉じる。
くちゅ、ちゅっ、と僅かだった音が、じゅる、ぴちゃ、と水気を増すごとに、息が上がる。
ふーっ、ふーっ、と浅い息を繰り返し、股座に顔を埋める🌸の耳を弄る。
「🌸、も...う、出ちまう」
いつもなら、薄暗い部屋で素肌をさらしているはずの🌸は、開けたブラウスから赤い下着を少し覗かせているだけだった。
ぷはっ、と開いた口の舌先とソレの切っ先が細い糸で繋がる。
「このまま、口でする?」
ふるふると首を横に振り、膝の上に横向きに抱き上げた。
「触りてぇ」
横髪を払って姿を見せた小さに耳に吸い付き、開けたシャツから覗く下着の中に指先を差し込む。
「触ってほしい」
片膝を引き寄せて開かせた脚の内側を、つ、と奥へと指先で撫であげた。
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