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依々恋々 -Another story(under)-

第3章 Hidden Desires


目の前に出されたソレから目を逸らすと、鏡の自分と目が合ってしまい、ギュッと閉じる。
谷間のあたりからアンダーをくいっとひかれると、カップに入っていた布が垂れ落ちた。

硬く、ちょっと熱いと感じる人肌の温度を谷間に感じる。
下から突き上げるように、スリ、と熱が動く。
胸の間から見え隠れする先端に、上を見上げる。

いつの間にかカッターを脱いでいたシャンクス。
素肌に着ていたアンダーの裾を捲って咥え、スラックスを寛げて、しっとりと割れた腹筋から下を晒している。
谷間に入っていたソレで、片方の胸を下から押し上げる。
「んっやぁ」
むに、とカップから溢れて乳首が見える。
ふっ、と彼が笑う気配がした。
首筋に一筋、汗が流れている。ぐっ、ともう一度胸を押し上げた後、ちら、と横に逸らされた目線につられる。

「ぁ、」
細い姿見。
ぺたりと座り込むはしたない姿で、縋るように胸を突き出す姿が映る。
す、と頬を撫でられて上を見上げると、シャツを咥えた口元をニヤリと歪ませる表情に、ゾクリ、と背が粟立った。
熱の篭った瞳に、興奮のほどが伺える。

頭の上から背に伸ばされた手が、プツ、と背中のホックを外す。
はらりと落ちて床に広がるテディ。
ぐっと体を寄せられて、彼の脚の間に座り込むような姿勢で見上げる。
大きな手に背中を押されて胸を反らすと、乳房に埋もれる亀頭が乳首を擦り上げる。
首の後ろを支える指先で、優しく首筋を撫でられて体が震えた。

そのまま陰茎でジウの鎖骨、首筋をなぞり上げて、口元に辿り着いた。

ソコに軽いキスをすると、ん、と喉の奥の声が聞こえる。

ちう、と浮き出ている腰骨にもキスをして、ペロ、と亀頭を舐めてから口に含む。
咥えきれない部分を手で愛撫しながら、力が入っている腹筋にも手を這わせる。

「っく...はぁ」
震えるような吐息に見上げる。
目を閉じ、シャツを噛む歯から漏れる吐息が、時折声になる。
(すごく、えっちな顔...)
見上げたシャンクスの表情に、刺激を与えている方なのに、キュン、と疼く子宮。
口を離すと、つ、と唾液と先走りでできた糸を引く。


「はぁっ、あ、ジウっ!」
ガチャン、と床にベルトのバックルが当たった。
服を脱ぎ捨て、髪を撫でた熱い手に体を抱き寄せられ、濡れた亀頭が熱る体の奥まで貫いた。
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